まばたき

モノ作りというモノについて考えて見た

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全ての事に該当するとは限らないとは思うが、
大概の事には目的がある。
僕の仕事も大きな意味あいの中で『モノ作り』というカテゴリー
の中に入っている。
目的は色々ある。
そこが原点となって色々な事がデザインされてゆく。
いわゆる作家と呼ばれる人達は『個』の中でそれこそ、
我が身を削る様にしてそのモノを産みだし、デザインしてゆくのだろう。
その過程は何であれきっと、すさまじく孤独ですさまじく過酷で
そして美しいに違いない。
僕達はその削り出されたモノにはじめて触れたとき、何かを感じてきたのだ。
そして何かを感じる事で、そこからまた何かが生まれてくる。
僕達の仕事にそれを置き換えてみる。僕達の仕事は共同作業である。
そこにはいわゆる『リスペクト』そして『理解』という感情が存在しないと、
うまくゆく事はない。何でもかんでも思い通りにはゆかない事が多いのだ。
なぜ思い通りにゆかないのか?みんなが、それぞれが考えた上でその目的に
向かっているからこそ『すれ違ったり』『もがいたり』する。
その『個』というモノに対して自分自身の『個』その他の『個』
それがぶつかり合うその時が実は一番大切な時であって
そこを避けて実は『モノ作り』という『共同作業』は
成り立たないのだ。どういう状況であれ、自分の中で、
そのそれぞれの『個』というモノが
ちゃんと心の中で『感触』として残らなければ、どこか嘘っぽい。
その『感触』が『リスペクト』につながっている時、その場には
何物にも代え難いモノが生まれているはずである。
背のびする必要はない。
必要なのはあるがままの自分と『努力』だと思う。
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by mabatakishot | 2009-03-28 02:08 | river side