まばたき

最新鋭機というシロモノ

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デジタルという波が押し寄せている。
僕のまわりでも、『これはデジタルだからいい音がする』とか、
いう言葉をよく耳にする。
例えば、、『いい』という概念の中にどれだけの説得力を持ち得る事が
できるのだろうか?てっとり早くいえば、、どれだけ、、
今までの環境よりもよりよく進化した事を感じられるか?
まあ、、僕らの仕事の場合は、、大切な事は、、
『感じさせられるか?』という事なのだけれども、、
その対象は様々なのだが、、一番大切なのは、
『何においてそれが大切なのか?』という事じゃないだろうか?
本当に、今の時代、、どんな機材を見ても皆、素晴らしいと思う。
はっきりいって、どれも高い水準にあって『欠点』というものは
たぶんあまり見あたらないと思う。それよりも今はそれだけ選択肢もひろがった
事による事もあるのかもしれないが、そのスグレモノを使いこなすだけの
使う側の技術やセンスが追いついていっていない事の方が目立ってくる。
まあ、、それは時間の問題ではあるのだが、、
どんなに『いい』モノを使用したとしても、それをドライブする
ドライバーの力量によって感じ方は変わってくるだろう。
照明の分野でもMoving Lightというモノが開発、使用されるようになって
もう何十年も経ち、それをどのように使っているのかを僕は僕なりの
観点からみさせてもらってきた。新しい機種、機材が開発される度、
今度、こんな新しいモノがでて、こんなにいいんだよ。、、、
うん、、、確かにすごいね、、、。
でも僕はその度にいつも思う事があった。
正直な話、、お前が使ってるとすごくいいと思うんだけど、、
この前、、違うところで同じ機材使ってたけど、、
あんまり、、いい、、と思わなかったな、、、。
そういう事だと思う、、。

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まあ長くなったけど、、単純な話、、
どんな機材を使ってもらってもいいんだ。
いい機材を使うというよりも、目の前にあるステージを
よくしたいというその『心』が伝わってくる事の方が、
僕にとって価値がある。
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by mabatakishot | 2008-06-04 10:36 | back stage