夏なのに
@okinawa 06
私のお気に入りの一枚。
事務所にカンヅメで仕事をしているうちに、
なぜか、、夏が恋しくなってきた。
今年の夏ももう終わろうとしている。
いや、夏ではないかもしれない。
"夏らしい出来事"だろう。
せめて、、写真でも、、と、撮りためてあった写真を
ひっぱり出してみた。
ちょっと前になるが、渋谷のC.C LEMON ホールに
"JAYWALK"のLIVEを見に行ってきた。
今年リリースされた"Good Fellows"の楽曲を
中心に構成されたコンサートである。
その中にとても印象深い曲があった。
"青い瞳のステラ、1962年 夏、、、" である。
この曲はもともと"柳ジョージ&レイニーウッド"として
柳ジョージさんが唄っていた曲である。
私の大好きな歌なのだ。
この歌を初めて聴いたのはもう何年前になるのだろうか?
たぶん、、私が中学生だったと思う。
友達の家に集まり、他愛もない話しを
何時間しても足りない年頃である。
話題の中心は音楽の事だったり、女のコの事だったり、、
様々である。ビートルズ位しか英語の歌もしらなかった。
私は子供の頃から、歌謡曲を聴いて育ったので、
もっぱら私の音楽は日本語だったのだ。
母が美容院をやっていた事もあっただろう。
知らず知らずのうちに私はお店のラジオから
流れてくる歌謡曲で育ったのだ。
そして、気にいった曲があると、母にレコードを
買ってくれとせがんだ事を憶えている。
そして、あの夏、この曲と出逢う事になる。
あの頃、私の中では、"ステラ"は
"とても優しいふとっちょのおばさん"
だったのだ。そよ風の吹く海辺の芝生の上で
くりくりパーマのエプロン姿で
私に赤いキャンディをくれたのだ。
だが、、この前、JAYWALKの中村耕一さんの
青い瞳のステラを聴いて驚いた。
耕一さんの"ステラ"は海辺の芝生までは
同じだが、、白いノースリーブ姿の髪の長い
貴婦人に変わっていたのだ。
おまけにその横顔には憂いを称え、
私に微笑みかけてくるのだ。
ん、、、? これはどうした事だろう?
まあ、、いいか、、、
私はくじけそうになると耕一さんの唄をよく聴く。
by mabatakishot
| 2007-08-20 03:13
| oceans view