まばたき

ゲネプロ

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先日、ゲネプロって何の略ですか?と訪ねられた。
この仕事を長い間やっているにもかかわらず、うまい事
答える事ができなかった。なにげなく使っている専門用語の
中には、略されている言葉もあれば、隠語のようなものもあり、
いわゆる業界用語というものはきっとその由来のようなものが
ある事が多いのだが、なぜそうなったかという事については
うまく説明できない事が多い。
まだまだ勉強不足である。どうやらゲネプロとは日本でのみ
使われている和製造語のようである。もとはドイツ語からきているようで
General(総合)とProbe(稽古)をあわせてゲネプロとあいなったらしい。
私は初日がとても好きだ。あのなんとも形容しがたい緊張感の中に
いると、不安とワクワクしてくる気持ちが同居してどうしてよいか
わからなくなってくる時がある。そんな時、アーティストやSTAFF、一緒に
同じ時を共有して、リハーサルを重ねてきた事を思い出し、よっし!!
というスイッチを自ら入れる。その瞬間がとても好きである。
ゲネプロはそのステージに携わる全ての人達の思いが具現化される
はじめの一歩である。ワクワク、ドキドキである。
私達はお客さんにお披露目をする前にすべてのテクニカルにおいて
チェックをする。そこで初日へむけての修正が加えられる。
写真はJanne Da Arc tour 2005 "Joker"のStageSet。
通常、ゲネプロはオーディエンスのいない状態ですべて本番と同じように
行う。しかしJanne Da Arcはこのゲネプロに
あえてオーディエンスをいれて行ってきた。
なぜなら、JanneにとってオーディエンスのいないLIVEはありえなかったから。
いくらリハーサルとはいえ本番と同じテンションでパフォーマンスをする時、
彼らの目の前にオーディエンスがいない事はありえないのだ。
彼らは常にオーディエンスと共に歩んできたのだ。
2005年 全国20カ所を駆けめぐった。
20公演、全てにおいて同じLIVEはなかった。
ただ一つ、変わらなかったものは、オーディエンスへの
気持ち。今日ここへ来てくれてありがとう。
という気持ち。私はそばにいてそう感じた。
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by mabatakishot | 2007-04-25 00:08 | on stage