まばたき

何かが違う

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新潟に古町という繁華街がある。
江戸時代の頃には、京都、大坂、江戸に次ぐ遊郭街であったらしい。
明治の頃になると、法改正や明治新潟大火などの影響もあり
遊郭は移転し、芸事が中心の花街へと変化を遂げた。
Wikipediaより、、、、。

この街へも僕は先輩に連れてきてもらった。
まず腹が減っては戦はできぬと飯を食いに行く。
ここ新潟は米所としても有名だ。
古町の外れに『越後屋』さんというおにぎり屋さんがある。
ここのおにぎりが並はずれて美味いのだ。
色々な具を選んで握ってもらうのだが、本当に美味い。
少し小振りなそれは木型の枠に熱々の
銀しゃりを詰めて形を整え、軽く塩が振られる。
ぱりぱりの海苔で軽くくるめば、できあがりだ。
しゃりをぎゅうぎゅうに詰め込まないところがいい。
ほおばった時の食感がほろりとして最高である。
何個でもいけてしまう。
僕は新潟へ来ると、あの当時必ず寄ったものだった。
今日は何年か振りにいってみようと思い、
古町へ足を伸ばした。毎年新潟へは来るのだが、
いつも宿泊先周辺のお店で酔いつぶれていたのだ。
久しぶりのそこはなんだか感じが違った。
夜の街ではあるが『活気』がない。
週末ではないにしろ、あの当時のムンとした
怪しげな匂いや街の雑踏は影を潜め、
なんだか違う場所へきたかの錯覚を覚えた。
『越後屋』さんも店の場所が目抜き通りに
面した所へ移転していたが、今日は営業を
していなかった。久しぶりにおにぎりを
食べたかったのだが、仕方がない。
実は薄野でも感じた事なのだが、
こういうご時世が影響しているのか、
夜の街に活気がない。
とにかく人がすくないのだ。
そんな事を考えながら歩いていたのだが、
これはもしかしたら、俺が歳をとったせいだから
かもしれないとふと思ったりもした。
なんか自分の心も昔のように何かを求めて
いないのではないかと、、、。
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いや、、そんな事ではない。
だが何かが違う。
そして違う事に対してただ単に月日の
流れだけではなく、自分ではどうしようもないものを
感じているから、僕は違和感を憶えているのかもしれない。
これでいいのだろうか?
こういう事が歳をとるという事なのだろうか?
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by mabatakishot | 2009-09-30 02:26 | on the road